研究題目:

テレプレゼンスを用いた肢体不自由者の生活支援に関する研究

 

研究者:

五嶋孝(Takashi Goshima)

 

研究の概要:

本研究は、KJ法A型をベースにし、3次元的図解法を導入した発想法を提案す るものである。

KJ法とは、川喜多二郎の提案する発想法の一つで、机上で情報を書き込んだ多 数のカードを操作することで情報を整理し、独創的発想を促す方法である。KJ 法は、日本においてもっとも普及している発想法の一つであるため、その電子 化の研究も多くなされている。特に、KJ法A型を電子計算機上で行なう際、多 くのデータ(カード)を限られたディスプレイ空間内に表示することが問題と されており、そのための種々の方法が提案されている。

本研究では、KJ法によるカード間の関係を電子計算機上で表示する際、新たな 図解法を提案することで、この問題に対する一つの解決を試みている。 これ は、これまで、カードの配置によって現わしていた各データ(カード)間の関 係を幾何学的図形を用いて表記するものである。 各カード(データ)の情報 を図形上の点、線、面、立体等と対応させ、その位相幾何学的な3次元図形に よって、各カード間の関係や構造を視覚的に把握できるようにするものである。

この方法により、比較的狭い空間内で、複雑な関係を表記することが可能とな ること、および、これまで気付くことのなかったデータ間の関係を把握するこ とが可能となることを示した。

Abstract:

発表論文:

イメージ/ビデオ:

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