AwareEntrance 玄関だっておしゃれしたい

説明

AwareEntranceは"玄関に情報提示をする"ことにより家族のコミュニケーションを促進していこうというものです.もともと玄関には,革靴があったら父親が帰ってきている,というような家族への気付きがありました.それは間接的な家族同士のコミュニケーションと言えます.
 AwareEntranceではこの気付きの情報に別の情報を付加することによってこのコミュニケーションを更に発展させます.玄関での靴の脱ぎ履きを利用し自然な流れで意識することなく利用できるのも特徴です.

シナリオ

帰ってきたときに暗かったり誰の靴もない玄関は寂しいものです.逆に明るく,靴が並んでいる玄関だと安心します.このように玄関は単に家の出入り口という役割だけではなく家族と自分との重要な接点としても機能しています.AwareEntranceのある家では,帰ってくると自然と明かりがついて迎えてくれます.この明かりは同時に情報を提示する光であり,その人が出掛けている間に撮った写真などを表示します.帰宅した人はそれを見ることにより他の家族の情報を得ることで,間接的に家族とコミュニケーションをとることができます.また,その内容をきっかけにして直接的なコミュニケーションも促進します.無理やりではなく,日常の動作の中で自然と情報を提示することでコミュニケーションを作り出す,それがAwareEntranceです.

 

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